ホーム > お知らせ > 関西英語教育学会 KELES 第21回卒論・修論研究発表セミナー ご案内

関西英語教育学会 KELES 第21回卒論・修論研究発表セミナー ご案内

日時:2018(平成30)年2月11日(日・祝)9:30~17:30
会場関西国際大学 尼崎キャンパス →  アクセス
〒661-0976 尼崎市潮江1丁目3番23号
内容:学部学生による卒業論文・大学院生による修士論文の研究発表(口頭発表またはポスター発表)
コメンテーター:主催・共催学会に所属する教員・研究者

プログラムは作成され次第 こちら でアナウンスします。(2月3日更新)

関西英語教育学会では、大学英語教育学会(JACET)関西支部外国語教育メディア学会(LET)関西支部との共催で,本年度も下記の要領で「卒論・修論研究発表セミナー」を開催致します。お忙しい時期とは存じますが、多くのご発表ならびにご参加を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

スペシャル・トーク

講師:八島智子先生(関西大学)
プロフィール八島智子(やしまともこ):関西大学外国語学部・大学院外国語教育学研究科教授。博士(文化科学、岡山大学)。専門は応用言語学と異文化間コミュニケーション論。主な著書に「外国語コミュニケーションの情意と動機」(関大出版会)「異文化コミュニケーション論:グローバル・マインドとローカル・アフェクト」(松拍社)。主な論文に、“Willingness to communicate in L2: The Japanese EFL context.” (2002) The Modern Language Journal, “Influence of attitudes and affect on willingness to communicate and L2 communication.” (2004). Language Learning、 またDörnyei & Ushioda (eds.) (2009) Motivation, language identity and the L2 self (Multilingual Matters)、Dörnyei et al. (eds.) (2013) Motivational Dynamics in Language Learning (Multilingual Matters)、Mercer et al.(eds). Psychology for language learning (Palgrave)などにも論文を掲載している。詳しくはhttp://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/%7Eyashima/
演題
:「外国語情意研究の視座 —WTC, L2 Self, & Community—」
概要
:「他者と意味を共有していくプロセス」としてのコミュニケーションは、言語教育の目的であるだけでなく、最近のUsage-basedアプローチにもあるように、言語習得に必要なプロセスです。これまでコミュニケーションをコアとして外国語学習の主に情意面の研究をしてきました。今回のトークでは、前半でWTC (willingness to communicate)と国際的志向性、L2アイデンティティ(L2 self)、 コミュニティへの参加と動機付けなどの理論を概観します。後半ではこのような理論を基盤にした研究を紹介し、理論・研究・実践をどのように統合するのか、そして、外国語教育の研究は何を目指すべきなのかを考えてみたいと思います。量的研究からから質的研究へ、そして混合法へと、試行錯誤を続けてきましたが、その中で発見したことは、研究もやはりコミュニケーションだということ、つまり学習者の理解、理論との対話、そして研究コミュニティへの参加のプロセスであるということです。

参加費:会員、非会員とも 500円(当日、予稿集を配布)

プログラム内に,アフタヌーンティーを設定する予定です。発表者・コメンテーターや講師の先生方,参会者の皆さまとの気軽な交流の時間です。

上記の内容につきまして、変更や修正が生じた場合、本ページに掲載いたしますので、定期的に閲覧いただきますよう、お願い致します。

研究発表募集

発表資格:学部生・院生(発表者は学会員である必要はありません
申込期間:2017年12月16日(土)〜2018年1月22日(月)まで【厳守】
発表分野:外国語教育,外国文学,言語学および関連分野
発表形式:口頭発表またはポスター・デモ発表(発表申込時に発表形式の希望をお尋ねしますが,発表者数によっては,口頭↔ポスター・デモ発表に変わっていただくこともございます)(発表形式についての詳細は,前回の様子をご覧下さい こちら
発表時間

<口頭発表>卒業論文25分(発表15分,コメント・質疑応答10分)・修士論文30分(発表20分,コメント・質疑応答10分)
<ポスター・デモ発表>卒業論文・修士論文とも掲示・質疑(コアタイム45分:15分×3セット)
使用言語
:日本語または英語
予稿集:発表者の方には,2018年1月29日(月)までに,予稿集原稿(A4用紙2ページ以内)をご提出いただきますのであらかじめご承知おき下さい。発表者の方にはテンプレートをお送りします。
発表申込方法:第21回卒修論セミナーホームページ【申込フォーム】より,必要事項(発表言語での論文タイトル・キーワード(3~5語)・日本語200字程度, 英語400 words程度の発表要旨を含む)を入力・送信してください。

第21回卒論・修論研究発表セミナー申込フォーム

第21回卒論・修論研究発表セミナーに関するお問い合わせは

関西英語教育学会事務局 大和知史(神戸大学)
〒657-8501 神戸市灘区鶴甲1-2-1
E-mail: kelesoffice@gmail.com
※お手数ですが@マークを半角文字に置き換えてください。

または次のお問い合わせフォームをご利用ください
お問い合わせフォーム