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関西英語教育学会 第43回KELESセミナーご案内

  • 日時:2017年12月23日(土・祝)12:50-17:00(12:30受付開始)
  • 会場:龍谷大学大阪梅田キャンパス
  • 〒530-0001 大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエスト オフィスタワー14階
  • 資料代:会員 無料・非会員 1,000円(要事前登録)
    本学会ウェブサイトの参加申込フォームにて,事前参加登録をお願いします。(11月19日より受付開始)

プログラム

テーマ:タスク・ベースの英語指導

12:50-13:00  開会のことば・主旨説明
13:00-14:20  「言語教育にとってのタスク、言語教師にとってのチャレンジ」
松村昌紀 先生(名城大学)
14:40-16:00  「TBLTの課題・展望・指導の工夫」
田村祐 先生(名古屋大学大学院)
16:00-17:20  「タスク・ベースのマインド・セットで21世紀を楽しむ」
溝畑保之 先生(大阪府立鳳高等学校)
17:20-17:50  講師同士のセッション・フロアとのQ & A セッション
17:50-17:55  閉会のことば

講師紹介・講演概要

松村 昌紀(名城大学)

【プロフィール】

松村昌紀(まつむらまさのり):三重県立高等学校教員として勤務の後、愛知県、神奈川県内の大学を経て、現在名城大学理工学部で英語科目を担当;研究領域は第二言語習得、特に言語発達における手がかり(学習可能性)の問題;著書に『英語教育を知る58の鍵』(大修館書店, 2009年)など、翻訳書として『タスクが開く新しい英語教育──英語教師のための実践ハンドブック』(共訳, 開隆堂出版, 2003年; 原著 A Framework for Task-Based Learning by Jane Willis)

【講演概要】

現代の言語教育の文脈で「タスク」と呼ばれるコミュニケーション課題の特性や効果をめぐっては、さまざまな角度から研究や議論が重ねられてきました。国内でも、今後の英語教育のあり方との関連でそれらの活用に関心が持たれる一方、その輪郭が理解しにくいという声も聞かれます。それをふまえて、お話では最初にタスクを6つのタイプに整理し、実例を交えながらそれぞれに特徴的な性格、および目的に応じて変えることのできる側面についてて説明します。  その後、タスクの活用が英語の指導や学習に対する考え方やその中身をどのように変えていくことができるか、そしてその受け入れのために英語教員にはどのような発想の転換が必要になるのかを検討してみます。お話は中等教育(中学校、高等学校)での指導を念頭に置いたものになりますが、小学校、大学での英語指導にも活かせる内容を含めたいと思います。

田村 祐(名古屋大学大学院)

【プロフィール】

田村祐(たむらゆう):名古屋大学大学院博士課程後期課程在籍,日本学術振興会特別研究員(DC2),愛知工科大学非常勤講師;研究領域は,第二言語の文法習得や文処理。分担執筆書として『タスク・ベースの英語指導ーTBLTの理解と実践』(松村昌紀編著,大修館書店,2017年),主な論文として,/Unconscious but slowly activated grammatical knowledge of Japanese EFL learners: A case of tough movement /(共著,ARELE, 2016年)などがある。

【講演概要】

本講演では,タスク・ベースの英語指導を実践していく上での課題を,教科書・文法シラバス・評価,という3つの観点から見ていきたいと思います。タスク・ベースの指導は,いつ,どこでも,どんな学習者を相手にしても,必ずうまくいく「魔法のような指導」というわけではありません。おそらく,そのような唯一無二の指導というのは存在しないだろうということは,多くの言語教師の方々が身をもって感じていることでしょう。しかし,どのような状況においても柔軟に指導を変化させることができるという利点がTask-based Language Teaching (TBLT)にはあります。この点を念頭におき,TBLTを実践しようとしたときに懸案事項となるであろう,教科書・シラバス・評価という3つの点を取り上げ,それをどのように乗り越えていくことが可能かどうか検討します。最後に,指導上の工夫で乗り越えられることと,教師自身の発想の転換が必要になることなどに論点を分けていきながら,TBLTの実践がどのような変化をもたらすかなどの展望について考えてみたいと思います。

溝畑 保之(大阪府立鳳高等学校)

【プロフィール】

溝畑保之(みぞはたやすゆき):大阪府立鳳高等学校教諭(平成28年まで府立学校指導教諭);38年の教職を通して4技能の統合をめざした実践を行ってきている;1980年代のCommunicative Language Teachingの精神を、日本独自の英語教育の枠組みで活かす方策を探ってきた;『英語指導ハンドブック』シリーズ(語彙2005,リーディング2008,音読2010,スピーキング2017,大修館書店)でその事例を紹介している;論文及び研修会,英語教育達人セミナー,その他各学会で口頭発表多数

【講演概要】

平成27年度より、現任校英語科でICT機器を活用したアクティブ・ラーニング(AL)の取組「フェニックス・プロジェクト」を推進し、今年で3年目となります。具体的には、CLIL、ICEモデル、ジグソー法、KP法、ミニ・パーラメンタリー・ディベート、多読など、様々な手法を用いて、4技能統合型授業に取り組んでまいりました。今、21世紀型の教育をめざし、他教科でのALが広がっているなか、英語科では形式的なペア活動(CLT)で終始し、真正のALが行われていないのではないでしょうか。ALで大切にしたい「協調精神」を、英語教育は尊重してこれているのでしょうか?実践を通して、ロング(2015)によるタスク・ベースの中心的原理のひとつが、「相互扶助と協同」であることを実感しています。この2年間の実践をTBLの観点から報告します。一点刻みで選別のみ優先の入試が変わろうとしています。授業と評価の一体化の精神を踏まえ、4技能入試導入と一連の授業改善を議論の足場にし、教員のマインド・セットについても提案したいと考えています。

KELES 第43回セミナーについて

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