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第56回KELESセミナー(12月18日開催)

12月18日(日)に下記の要領にて第56回セミナーを開催いたします。ご参加、お待ちしております。

日時:2022年12月18日(日)13:00開始〜16:00予定
開催形態:オンラインセミナー(Zoom利用)
参加費:会員 無料・非会員 1,000円(要事前登録)
参加方法Peatix(←コチラのリンクにアクセス)より事前参加申し込みをお願いします。申し込み後、Peatixから届くメールに記載の「イベント視聴ページに移動」から当日Zoomにご接続ください。

上記のPeatixのリンクが作動しない場合「https://keles-seminar-56.peatix.com/」へアクセスください。


ご入会案内:入会手続きはこちら

ご入会手続きを完了いただきますと、セミナーへの会員としての参加、年度末の紀要・会員情報誌の発行等特典が多数ございますので、是非ご検討ください。

テーマ:「高校英語『論理・表現』をどう指導し,どう評価するか」

講師:横川博一先生(神戸大学 大学教育推進機構 教授)

題目:「高校英語『論理・表現』で育てたい力―教科書をどう使うか」(13:10-14:20)

概要:現行の学習指導要領のもとで高等学校の英語に登場した『論理・表現』。従前の『英語ⅡC』,『ライティング』,『英語表現』の流れを汲むものですが,まったく新しい科目と言ってよいでしょう。いったいどんなことを狙った科目なのか,どんな能力をどんなふうに育成すべきなのか,これまでの指導の仕方はどう変わるのか,そういったことがあいまいなまま,一年が経とうとしているかもしれません。高等学校の先生方はそれぞれにいろんな創意工夫を凝らした授業を展開されていることと思いますが,話すこと・書くことの力をどう身につけていくのがよいか,それをどう評価したらよいかについて,私が編集に携わった教科書を例に挙げながら,また,大学入試問題にも触れながら,『論理・表現』で育てたい力とは何かを考えてみたいと思います。

講師:溝畑保之先生(常翔学園中学校高等学校 教諭)

題目:「『テーマ作文』,『スピーキングテスト』,『定期考査』 をつなげて生徒の『自律性』を伸ばそう」(14:30-15:50)

概要:私の長年にわたる4技能統合型の授業の経験から、「論理・表現」では、①技能獲得(skill getting)の指導と②技能使用(skill using)の指導を並行して進めることを推奨したい。①では、意味と形式を重視し、音読とドリルで定着を図る。②では、次のa)-c)の一連の技能使用活動のなかで技能をリサイクルする。a)スピーキング: 教科書にあるテーマで、ペアでHeuristic Questions(HQs)を利用→b)essay: 個人でスピーキングに基づくライティング→c)essay- based pair interview: 作成した4つのessayをもとに、 ランダムに設定したペアが評価者の前でHQsでやり取りする様をルーブリックで評価。 定期考査では類似したテーマで自由作文を課す。新教科書はアウトプットをゴールに逆向きに設計され、これらの指導と親和性がある。またこれらの活動で高校生の「自律性」を伸ばすためのフィードバックの例を紹介する。 ルーブリックをオンラインの授業支援ツール、Google Workspace for Educationでどう活用し、3観点別評価とするかについても議論したい。

講師略歴:常翔学園中学校高等学校教諭 桃山学院教育大学講師 大阪公立大学講師。大阪府立高校で4技能型の実践を行い、指導教諭を経て現職。「英検」研究助成(第8回 、第17回)入選。2011年度大阪府優秀教職員等表彰。『英語指導ハンドブック』ー5シリーズ(大修館書店)分担執筆。 論文発表、口頭発表多数。

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事務局 KELES事務局 平野 亜也子 kelesoffice@gmail.com
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